突然ですが…
昨日、痔の手術をしました。
お尻の痛みを抱えながら備忘録を書いています😊
手術までの道のり
女性は特に出産を経験すると痔になりやすいと聞きます。妊娠中の赤ちゃんの重みによる「うっ血」や出産時の「いきみ」により痔を発症しやすくなるようです。
私は24歳の時に帝王切開術で出産を経験しましたが同時に痔も生み出したのかも知れません😅
初めての肛門科受診
人生で初めて肛門科を受診したのは28歳の頃で「肛門科」が恥ずかしいと思っていました。
当時の診断結果は「いわゆる痔」だったと思います。「痔」という言葉が恥ずかしくてその結果を誰にも話せないでいたのを覚えています。
程度も軽かったのでしょう。大した話をした覚えはなくお薬くらいは処方されたかも知れません。
2度目の肛門科受診
2度目の受診は1度目の受診から18年が経過した頃です。
この頃の痔の状態は、
- 痔核(いぼ痔):内痔核の腫れ。脱出して指で押し込まないと戻らない。
- 出血・痛み無し
逆に痛みが無いので我慢ができるのが厄介です。
この時の医師から「痔は病気ではないので基本的には保存療法ですが、日常生活に支障をきたす場合は手術をお勧めします。」という説明を受け、もう少し薬物療法(外用薬と内服薬)で様子を見ることにしました。
3度目の肛門科受診
3度目の受診は2020年7月。
この頃の痔の症状は、
- 痔核(いぼ痔):内痔核の腫れ。脱出して指で押し込まないと戻らない。
- 出血・痛み無し
以前と変わらないようですが内痔核の脱出の頻度が多くなって受診しました。
当時は仕事をしていたので「直ぐ手術」というわけにはいかないですが、自分の痔がどの状態なのか(手術が必要なのか)を把握したくて通院しました。
4度目の肛門科受診
4度目の受診でやっとこ手術を決めました!決めてとなった理由は、
仕事をしていなかったから✨
これに尽きます。
どんなに調子悪くても仕事をしていると「もう少し様子見ようとか我慢しよう」と思いがちですが今後仕事を始めてもまたこの痔と付き合っていくと思うと今しかないと思ったんです。
初診→手術を決める
今回私が痔の手術をした病院はネットで検索して自分で決めました。
引っ越したばかりで近くに相談できる知り合いもおらず評判を聞くことも出来ないので、自分が車で行ける範囲内の良さげな病院を選んだんです。
自分の痔核を自覚できる診察
私にとって肛門科は4度目なので「肛門科受診」も「痔」というワードにも「お尻を出す行為」にも全く恥じることがありません(笑)
これまで受診してきた病院とこちらが違ったのは「肛門の中をデジタル肛門鏡で直腸の下半分と肛門の中を直接調べている映像を自分も確認できる」というところです。
自分の痔がどんな状況なのかを目視することでやっと長年のモヤモヤが晴れました✨
私の症状から的確な手術法を提案してくれました。放置していたとは言え、痔を切ったり固めたり大ごとですわ😅
手術を心に決めたらあとは早いです♪
- 一番早く手術が可能な日程を教えてもらう
- 夫に手術当日の送迎の都合をつけてもらう
初診から2週間後に手術日が決まりました👍
※3年前に大腸ポリープを2個切除している経歴があるので今回は大腸内視鏡検査も合わせて受けることにしました。←「同時に」だと料金が割安になるようです。
手術までの流れ
2週間前に予約を取った手術ですが実際に注意が必要なのは前日の食事からです。私の場合は大腸内視鏡検査も行うので食事制限がかなりきつかったです😭
大腸検査&手術前の食事制限
大腸検査用の食事セットもありますが、自宅で用意できる食事で良いとのことだったので、面倒な私は朝から晩までひたすら白かゆを食べて空腹をしのぎました。
手術日当日は下剤を飲んで大腸を空っぽにした状態で、夫に病院まで運んでもらいます。
手術前なので自分で運転できそうなもんですが、とにかくお腹が空いてクラクラ状態なので付き添いがいてくれると非常に助かります。
病院にて手術の順番を待つ
手術開始時間の目安は午後2時30分と聞いていたので、2時過ぎに到着したところ、
私の手術は4番目!?
「今2番目の方が手術中なので2時間くらいお待ちいただきます」
と言われ、手術用簡易ベッドと丸椅子2脚の部屋?ブース?のようなところでひたすら時間つぶしをしました😅
※因みに私が選んだ病院は個人病院で移転したばかりでとても綺麗ですが個室を造るほどの規模ではないようです。
いざ手術室へ!
- 午後4時頃に手術室へ入り、鎮静剤の点滴を注入。(←血管が細いせいで注射針の挿入に2度失敗⤵3度目の挿入でやっと点滴が出来ました。ホント血管が細いって難儀です😩)
- 先ずは大腸内視鏡検査、鎮静剤のおかげで痛みは全くなく所々で意識がある感じ。
- 続いて痔の手術のために横向きからうつ伏せに体制を変えますが意識があって自分で出来ます。
いよいよ本題の痔の手術!
- お尻を触られてるなぁ…の意識の後は即落ちた
- 意識が戻ったときは術後でお尻にガーゼ?おむつ?的なものを当てられてシールをペッと貼られているのが分かりました(笑)
手術室へ入ってから出るまで約1時間程度かなと思います。
医師からの術後説明
元の部屋(ブース的な)へベッドで移動したら点滴が落ち切るのを待ちます。
夫がグロッキーな私の顔を見て笑いながら慣れないスマホで撮ってくれました。いい記念です(笑)
着替えが出来たら医師の説明を受けます。
鎮静剤の効きが良かったのかまだ若干ふらついていましたがこれ以上夫を待たせるわけにはいかないと身体にムチ打って歩く私です😤
- 大腸内視鏡検査ではポリープも無く綺麗な状態
- 痔核の手術は予定通りに終了
どちらの結果にも安心出来て鎮静剤による多少のめまいやふらつきは我慢出来ました👍
気になる費用は?
今回は日帰り手術で任意保険などの適用もなく単純に実費です。
- 初診時の診療費 1,720円(大腸検査用下剤(マグコロールP100)含む)
- 大腸検査費用 約4,710円
- 痔核手術費用 約23,029円
- 保険適応外品 2,160円
- 再診料 246円
- 処方箋料 225円
- お薬代 1,190円
合計 33,280円
上記の金額は大腸内視鏡検査も併用した場合ですので、内痔核手術だけを抜粋すると約27,000円程度かなと思います。
今回の手術で使える保険があればと事前に保険会社に問い合わせをしてみましたが、私が加入している保険は大きな手術や長期に渡る入院に特化しているので今回はアテになりませんでした。
手術が決まったら加入している保険を今一度確認しておくと良いと思います😊
手術までを振りかえっての感想
4度の肛門科受診の末にようやく手術をしたわけですが気分はとっても清々しいです✨
「痔は病気ではない」けれど一生付き合っていく覚悟がないのであれば早めに手術するのが良いと感じました。
ネット上には「痔は自分で治せる」なんて文句もあるので、私も希望を抱いてだましだましやってきましたが結局切るのが早かった(笑)
自分の身体を労わって
手術をしたくても状況が許さないって事情もよぉ~く分かります😅
私自身も引っ越しをきっかけに無職になったから出来たことであり、仕事をしていたら今でも思い切れず痔主のままだったでしょう。
今回は痔核3ヶ所全てを一気に手術しましたが、それでも日帰りが可能なんです!
2日目の現在はもちろん傷痛みがしますが、
清々しい痛みです(笑)✨
私は堂々と「痔主」発言をしますが母は私のそれを聞いて驚いています😲女性にとってはまだまだ「痔」は隠したいワードなのでしょうね。
痔に悩んでる時間は勿体ないですよ。保存療法で改善すれば良いのですが、長く患う場合は「痔」も病気だと考え専門医に相談してみましょう👍
先輩からのアドバイス
色んな肛門科を受診した私からのアドバイスは、
病院によっては同じ痔の手術でも「日帰り」だったり「入院が必要」だったりするし、医師によって対処法も見解も違うので自分に合った病院選びが大切かなと思います。
私が同じ病院ではなく違う病院を渡り歩いたのは「自分に合う医師」ではないと感じて納得していなかったからでしょう😌
そんなわけで、
私の体験が少しでも参考になれば幸いです♪
術後の経過についてはまた様子を見ながら書きたいと思います。
では、また👋