お風呂の床が滑って危ない原因と滑らない工夫

久々に風呂場の床で滑りそうになったMです💦

お風呂の床ってどうして滑るんでしょう?
わたしも過去にひと通りの子育てをしているので子供がお風呂場で「すってんころりん」の危険な状況がよく分かります。

今回は「子供さんやお年寄りを危険から守る滑らないための工夫」を紹介します。私自身が住宅設備メーカーで勤めていて得た知識なので役に立つかもしれません😊

快適なバスルームって?

システムバスは年ごとに進化を遂げていますが「お手入れ」「機能性」「インテリア性」「エコ」「安全性」のどれを優先するかはお風呂選びには不可欠な問題です。

住宅設備メーカーの「もと住空間アドバイザー」の立場からお伝えすると、小さなお子さんやお年寄りのいる家庭では安心して入浴できる安全なバスルーム!つまり「安全性」が大事です!

最新バスルームなら滑りにくい床素材の選択もできますが、私がおススメするのは築○○年でタイル貼りの床にも使える知識なので参考になると思います(^^♪

住空間アドバイザーって何?
私のアドバイザーとしての仕事は、主にお家を建てるお施主様や工務店様との設備仕様の打ち合わせや商品案内で、お客様の希望や条件を伺って家の中の水回り設備のプランニングや提案をします。

これは余談ですが、私の経験上バスルームの打合せは夫(男性)が主導権を握っている傾向があります。奥様は自分の城としてキッチンに並々ならぬ思い入れがあり、予算もそれなりにかけるおつもりなので「夫にお風呂を選ばせる事」でお家作りのバランスを取っているようです(笑)

とは言え、家族が毎日使うバスルームなので、最終的には小さなお子様からお年寄りまでみんなが安心して楽しめるバスルームに落ち着くので夫の希望が通るのは中々難しいのが現実です😅

お風呂場の床が滑る理由

先ずは風呂場の床が滑る理由を知っておきましょう。

1掃除が行き届いてないから

風呂場ではどのような床材でも、床が濡れているだけの状態だとそこまで滑る危険性はないと思います。問題はそこに石鹸カスや汚れによるヌメリがあると足裏の滑りを制御することが出来ず転びやすくなってしまうのです。

2シリコンによる滑り

意外と知られていないのが、シャンプーやコンディショナーに含まれる『シリコン』による滑りです。シリコンは髪の毛の表面を整えて滑らかさや滑りを良くするものなので、使用したら当然ながら床もコーティングされた状態になり滑りやすくなってしまいます。

シリコンとは
シリコンはケイ素をメインとした合成樹脂でいわばコーティング剤のことです。ヘアケア製品に含まれるシリコンはキューティクルをコーティングしてしっとりとまとめる効果があります。

お風呂場で滑らない工夫

上記のような理由から、ヌメリを作らない為のお掃除が床を滑りにくくするのは当然ですが、盲点となりがちな「シリコン」による滑りの場合は髪を洗った後に床に流れたコーティング剤も最後まで洗い流すことが滑らない工夫の一つです。又はシャンプーやコンディショナーをノンシリコンタイプのものに替えるのもいいかもしれませんね。

※最近はノンシリコンシャンプーでも植物由来の油で髪や頭皮をコーティングして、シリコン配合並みのしっとり感のある洗いあがりになる商品も続々登場しているので試してみるといいですね!

私のヘアケア事情とまとめ

私自身もノンシリコン系にしたいところですが、アラフィフの髪は乾燥気味になることが多いので💦そんな時は迷わず「シリコン」の力を借りて髪に艶を出してます。その代わり風呂の床はしっかり流します。

床が滑りやすいなと思ったら「ヌメリ掃除」と「ノンシリコン」を思い出してくれると嬉しいです♪

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