キンモクセイの香りを長く楽しむ方法
花の命は短いというけれど、ことキンモクセイという花はあっという間に見頃が終わりますよね。私の実家の庭の片隅にはキンモクセイの木が一本あり、毎年甘い香りを放ってくれます。その香りを少しでも長く楽しめないものかと調べてたら「キンモクセイ・シロップ」というのがありました。そこで私もキンモクセイのシロップに挑戦してみます。
キンモクセイを調達に実家に行った10月11日は全く咲いていなかったのに、3日後には「早く取りに来ないと散ってしまうよ」とキンモクセイが満開との連絡が母からあって開花のスピードに驚きました。
小さな花と香りに包まれて延々と続く作業
改めて見るキンモクセイの花の一粒一粒は可愛いです。その可愛い花を一粒一粒、花の枝が混ざらないようにピンセットで摘む作業は中々手強いものです。バケツいっぱいのキンモクセイの枝から花だけを50g摘みました。この50gの花をすべてシロップにしちゃいます(^^♪
ネット上で「キンモクセイシロップ」と検索するとたくさんのレシピが見つかります。私はここまでの作業で随分時間が掛かって疲れたので、作り方は出来るだけ簡単なものを選びました。
随分端折ってますが、参考になればと思います。
レシピによって出来上がりの好みが別れるかも
キンモクセイシロップの出来上がりです。シロップ作りの写メを撮るのをすっかり忘れたのでいきなり出来上がりになっててすみません。
ヨーグルトにかけると確かにキンモクセイの香りを感じますが、白ワインの香りが上回っている感じです。あまりワイン好きでないなら白ワインが入ったレシピは避けた方がいいかもしれません。
大量に作ったキンモクセイシロップですが、実は25日経ってもまだ食べてるんです。ニオイも作った時と変わってないし濁ってないので勿体無いから食べちゃってます。私はキンモクセイを残したいという思いが強くて欲を出しましたが、くれぐれも皆さんは食べ切れる量にして下さいね。お互いにまた来年のキンモクセイを楽しみに待ちましょう♪
キンモクセイのうんちく
キンモクセイには雄株と雌株がありますが、日本には雄株しかないので果実が出来ないそうです。雌株がない理由としては、中国から日本に持ち込まれる際に、より花が美しく香りが強い雄株のみが輸入され、雌株が存在しないためだそうです。そうです!日本のキンモクセイは全て挿し木により繁殖されているのです。雌株は一般人には入手困難であるということなので、キンモクセイが実や種をつけている実際の姿を見ることは難しそうですよね。うーん!見てみたい(笑)
さて、我が家のキンモクセイシロップはラストスパート!消費期限的に大丈夫かは別として、キンモクセイの季節が終わってもまだ楽しんでいます。気になったら来年は是非チャレンジしてみて下さいね!今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^♪