チャドクガに注意！刺された痒みと症状

チャドクガに刺されたら痒みで悶絶します

チャドクガという毛虫に刺されました。この毛虫に刺されると痛みはなく燃えるような痒みに苦しむことになりその痒みで絶賛悶絶中です。今回は私が刺された経緯や症状をお伝えしながらチャドクガについて語りたいと思います。実際に今の湿疹の画像も載せているので参考にしてください。

チャドクガってなに？

私が今回刺されたチャドクガは4月～10月にかけて年2回発生する毒蛾の幼虫(成長すると25mm程度)でツバキやサザンカなどツバキ科の葉を好んで発生することから茶毒蛾（チャドクガ）と呼ばれています。見た目はいわゆる毛虫ですがその体毛には50万本から600万本もの毒針毛(ドクシンモウ)と呼ばれる目に見えない毒の針を持っています。その毛の大きさは風で飛ばせるほどに小さなホコリ程度なので目視は難しく刺されても気が付きません。

埃のような毒針毛を防ぐのは困難

私が刺されたのは夫と実家の庭木の剪定をしていた時でした。剪定をした庭木の中にチャドクガが繁殖したツバキの枝が混じっていたようで、それに気づかず枝を束ねる際にガッツリ抱え込んでしまったのです。通常なら薄着の季節の8月ですが、幸いなことに怪我対策として長袖の割烹着を着て作業をしていました。結果として毒針毛は長袖のかっぽう着の布をすり抜けて肌に刺さったわけですが、直接刺されていたことを想像するとぞっとします。

厄介なことに毛虫に直接触れてなくても刺される場合があるんです。どうやって？って思うでしょう？このほこりのような毒針毛は風に乗って飛んできて皮膚にピタッと付着しただけで発症してしまうんです。しかも、ハチのように刺されて直ぐにわかる痛みがないので刺された時は全く気づきません。気付かないうちにチャドクガのいる木の側を歩いてて付着して数時間後に発症ってことも有り得るので、チャドクガの好む樹木にはこの時期近づかないのが賢明です。

なんと！刺された4時間後に発症

庭木の剪定を終えてシャワーを浴びた後に実家で団らんしている数時間の間、チャドクガに刺された症状は全くありません。痛みも痒みも感じることはありませんでした。違和感がでたのは車で帰宅中の車内で「なんだか首の辺りがピリピリするなぁ？腕も痒い？」と腕まくりをしてみると小さな赤い発疹が出ています。初めは「なんだろう？あせもかな？」くらいの程度だったのですが、時間の経過とともに(分刻みな感じです)発疹がどんどん広がって恐怖を覚えたくらいです。

刺された初日は就寝時間になっても痒みで眠ることが出来ず「これは普通の発疹じゃないぞ？」と深夜に痒みと闘いながらネット検索してたどり着いたのが毛虫皮膚炎です。その際に疑った他の原因は「食べ物によるじんましんと帯状疱疹」でした。

皮膚科を受診したら判明した

夜が明けるのを待ちわびて朝一で皮膚科を受診したのですが、疑っていたとおり「毛虫皮膚炎」でした。更にチャドクガの繁殖する時期的な背景と症状の現れ方から「チャドクガによる皮膚炎」と診断されました。

医者は私の湿疹を見ながら「直接毛虫が入ったのかもしれないね」と言ったので結構ひどい症状なんだと思いますが、慣れた調子で「塗り薬と飲み薬で治まりますよ」と説明している医師の様子から緊急事態とか異常事態ではないのだと少しホッとしました。

ただショックだったのは「痒みのピークは3日目で1週間くらいで症状が治まる」と告げられたことでした。2日目にして既にこんなに痒いのに明日はもっと凄い痒みに耐えなきゃいけないのかと、正直ゾッとする思いです。薬が効いてくれるかな😰💧？？こんなに痒みで辛いのは人生初です！今だかつてないぼこぼこに腫れ上がった状態の肌を見て途方にくれながらも、命に係わる病気でなくてよかったと心の底からホッとしています。

薬を塗っても飲んでも効かない異常な痒み

会計を済ませた後、我慢の限界だったので薬をその場で直ぐ塗りましたが即効性はなく痒みは全く引いてません。しかもこの塗り薬というのが「1日2回を患部に使用」という処方の基準があるので、痒いけれども塗りすぎないように我慢中なんです😭

更に、刺された部分は痒いだけじゃなくて腫れて熱を持った状態なので、アイスノンで冷やしながら痒みを和らげてるのですが、アイスノンがすぐ溶けてしまうくらいの熱をもってます。なんとか痒みを紛らわすために首と腕にアイスノンを忍ばせたハンカチを巻くのですが腕は片手で巻くのが困難です😅こういう時に独りってめちゃくちゃ不便です(´；ω；`)ｳｯ