2018年5月から夫婦の趣味作りで週末農業を始めましたひがまりです。

叔父から借りた農地は田舎の山ふもとの車で1時間かかる場所にあります。

現在は夫は会社員、私はパート主婦なので週末だけの農作業と割り切って楽しんでいます。

サクランボだけどサクランボじゃない暖地桜桃

今回は2020年3月にホームセンターで購入し生たサクランボの苗木2本の現在の様子までをご紹介します。

さっそくの初心者ならではのミスあるあるや、トラブル発など順調には程遠いサクランボの成長記録です。

購入した暖地桜桃とは

購入した苗のタグには品種名に暖地とあるんですが、購入した時の私はアメリカンチェリー以外のサクランボってどれも一緒だと思ってたので大して気にしていませんでした。しかも普通果物は複数の苗木を合わせて受粉が成り立ちますがこの暖地は1本で結実すると書いていたので世話がラクそうだと思ったんです。


ところが花が終わった後に出来た実が私の知ってるサクランボと違っていたので調べてみたところ、一般的なさくらんぼは甘果桜桃〈カンカオウトウ〉と呼ばれ、私たちが植えた暖地桜桃とは品種以前にの分類が違うらしく全くの別物だったんです。

本当のサクランボ
  • 日本では甘果桜桃がサクランボと呼ばれる
  • 開花時期は4月頃
  • 収穫時期は5月~6月下旬
  • 寒冷地を好む
  • 他家受粉(1本だけでは実を結ばない)
  • 果実は5~8gくらい
  • ジューシーで糖度が高い
  • サクランボは育て方が難しい
  • 市場価値が高い

 

暖地桜桃
  • 中国原産
  • 開花時期は3月頃
  • 収穫時期は4月下~5月上旬
  • 暖地でも育てられる
  • 自家受粉(1本だけでも実を結ぶ)
  • 果実は3~5gの小粒
  • 酸味が強く実が柔らかい
  • 病気に強く育てやすい
  • 果実は商品として流通していない

ある程度成長してから間違いに気付いたので後戻りは出来ません。想像していた美味しく甘~いサクランボの収穫は今後先ず不可能ですが、暖地桜桃は育てやすい果樹のようなのでサイズや味は劣っても確実に育って実を結ぶ様子は期待できそうです

そんな訳ありサクランボの暖地桜桃2本が農地で元気に育っているので、来年の開花や収穫を楽しみに今後もお伝えしていきたいと思います。2本のうち1本は花が咲いている苗(サクランボ①号)を選びました。全くの素人考えで、うまくいけばさっそく収穫ができると思ったんです。もう1本は夫が「今の段階で苗の小ささは成長に関係ない」と主張して小さい苗(サクランボ②号)になりました。

3/15 サクランボ①号
3/15 サクランボ②号

サクランボ①号の観察日記

3月の農地は菜の花とつくしがいっぱいの春模様です。菜の花と桜が良く似合ってて、来年からサクランボの木でお花見が出来るのが楽しみです✨

サクランボの花
菜の花畑と桜と夫

桜の花が終わって鈴なり状態の実に舞い上がった私です。

4月5日

1ヶ月経っても実はあまり大きくなった様子はありませんが、既に熟しているのか鳥が食べてる形跡があります😱私も食べてみましたが酸っぱくてとても食べられるレベルではありません。(そしてこの頃から本物サクランボとの違いに気付き始めました。)

5月6日
食べてみた
7月26日
9月4日
12月6日

あと3ヶ月もすれば桜の花が咲くでしょう。そうしたら農地でもささやかなお花見が出来るかもしれませんね🥰楽しみだ♪

サクランボ②号の様子は-サクランボ編②-にて引き続き記録していきます。こちらもハプニング発生で農業初心者夫婦は対応に困ってしまうんです。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊✨

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