ピレスロイド系殺虫成分を人体に使用したらこうなった

虫よけスプレーと殺虫剤を間違って体にかけた

蚊や虫よけの為に虫よけスプレーを使ってる方は多いですよね。うっかりお肌の虫よけスプレーと部屋用殺虫剤を間違って使用した経験はありますか？私は首の周りに、しかも念入りに殺虫剤をスプレーしてしまったのです。

結論を言うと、命に係わるとか傷跡が残るという事態にはなりませんが、未だかつてない妙なヒリヒリ感と痛み、それに息苦しさを経験しました。

異常な痛みと不安で同じ経験談がないかネット上を調べましたがヒットする記事がなく、怖くてたまらなかったので、私の「虫よけスプレーと殺虫剤を間違えて人体に直接かけてしまったらどうなるか」の実体験が参考になればと思い書いています。ｆ

殺虫剤を首にかけると激しく痛い

私が間違えて使用した殺虫剤とは「1プッシュ！蚊がいなくなるスプレー　24時間蚊に効く！」です。成分には「メトフルトリン」とありました。

スプレーした体の部分が激しくピリピリとした痛みで苦しみますが見た目に全く異常は出ません（腫れもかゆみも無し）。間違えても致命傷にはなりませんでしたが、皮膚の表面は全く普通なのに何とも言えない痛みが皮膚上に起こっているのが怖かったです。

メトフルトリンとは

今回使用した殺虫剤はピレスロイド系の殺虫成分「メトフルトリン」というものです。

なぜ殺虫剤をかけたのか

きっかけは週末の農作業での虫よけです。農地にはやぶ蚊がいるので対策としていつも虫よけスプレーを使用します。この日も持参したスプレーがまさか殺虫剤とは思わずに、いつも通り足の先から頭の先までかけまくりました。顔回りを蚊がウロウロするのが嫌なので首回りにかけたのが痛恨のミスでした。

50分程度経った頃首にヒリヒリとした痛みを感じましたが、鏡で確認しても見た目は何も異常はありません。ウェットシートでなんども拭くのですが痛みは収まらない。

実は夫にも同じようにスプレーしたのですが、夫はスプレー直後から痛みがあったけど、肌が弱いので虫よけスプレーがあわなかったのかな？と感じてたそうです。(お肌の弱い方は私が味わった痛みより辛いかも…)

殺虫剤を首にかけた痛みの経過

夫がスプレーを確認しながら、「お肌の虫よけではありません※注意-人体に使用しないことって書いてあるよ。」と教えてくれました。4.5畳～8畳あたりに1回の噴射で24時間蚊を駆除する効果のある強力な殺虫剤でした。

見た目が携帯用ヘアスプレーと似てるから「携帯用虫よけスプレー」だと思い込んでいたんです。

24時間以上かけて徐々に痛みが無くなった

1プッシュで24時間蚊に効く！は、人体にもしっかり24時間効き目がありました。「市販されてる殺虫剤程度では致命傷にはならない」という夫の持論？で病院には行きませんでしたが個人的には病院に行きたいレベルの痛みでした。

特に、息苦しさ（呼吸困難）があったのが怖かったです。恐らく首回りにかけた際に吸い込んだ為だと思います。

今回ばかりは「ちゃんと説明読んでから使わないと！」って言う夫に返す言葉もありません。皆さんもどうぞ気をつけて下さいね。