5月の初旬に農地で野イチゴ狩りをしていると不思議な植物をみつけました✨
今回はこちらの不思議な植物の記録です😊
不思議な紫色の植物み~つけた♪
突然現れた紫色の植物に驚いて「凄いの見つけちゃった!」って大慌てで夫に見てもらったら「こんにゃくの花じゃないかな?」って言われてググったら同じ花がいっぱい出てきました(笑)
私は生まれて初めて見たのでワクワクして興奮したのに速攻で解決しちゃった🤣新種発見かと思って相当な数の写メ撮っちゃったよ~(笑)
いきなりこんなの出現したら興奮しますよね?
こんにゃくの花は珍しい
「こんにゃく」って、そうです、あの食べる蒟蒻です。私が見つけたのは「こんにゃく」の原料の蒟蒻芋の花でした。
蒟蒻芋の栽培は3年で収穫するそうです。こんにゃくの花が咲くには5~6年かかるのですが、その前に収穫してしまうため花は滅多に見られないとか。私は自然に生えて偶然咲いたのが見られたようです。ラッキーでした🙌
こんにゃくの花の不思議
外側の花びらのようにみえるのは花びらではなくて仏炎苞(ぶつえんほう)といいます。真ん中の棒のようなものがお花になり肉穂といわれます。花が開くと強烈な臭いがするのですが、この異臭にひかれてハエが集まり花粉を運ぶ働きをしています。(受粉するために強烈な臭いを出して昆虫を集めるんですね。)
軸の根元にブツブツした白いものが見えますか?これは雄花の集まりで雄花の下(奥の部分)には雌花がついています。
仏炎苞が上向きにラッパ状に開き反り返る形は同じサトイモ科の水芭蕉やカラーに似てますね。
うーん?見比べると同じサトイモ科でもこんにゃくのグロテスク度が飛びぬけてるような🤣
蒟蒻芋の一生
蒟蒻芋は花が咲いたら一生が終わりなんですって。花開き悪臭を放ってハエを引き寄せ、受粉してもらうと枯れていく…、言ってみれば「最期にひと花…」的なものかな。こんにゃくも頑張ってるんだぁ😮
因みに、私は花の悪臭に気付きませんでした。意識していなかったのと、あまり近寄ってなかったせいかもしれません。次に花を見つけたら興味本位で嗅いでみようと思います。かなりの異臭のようなのでそれなりの覚悟はしておきます(笑)
自然に咲いて自然に枯れてる
雑草の勢いがある農地では、こんにゃくの花が小さいと見つけ辛いです😅💦ある程度伸びて主張してくれないと気付けない…。仏炎苞が開く前のこんにゃくの花があったので撮りました。
この時見つけた花ですが、4日後に訪問したらこんなことになってた😱
虫の居所が悪かったのか?不機嫌な様子で曲がってしまってました(笑)
その後、10日後に訪れた際にはどこに咲いていたかも分からない状態で見つけられませんでした。きっと枯れたんだと思います。
こんにゃくの葉がでました
6月の終わりにこんにゃくの花が咲いていた辺りを歩いていると斑模様の怪しげな植物を見つけました。気持ち悪っ!!って思ったのですが、実はこんにゃくの葉でした(笑)
こんにゃくの葉は1枚
こんにゃくの葉は、とても変わった構造をしていて、何枚もの葉が茂っているように見えますが実は葉はつながっていて一枚だけの葉(小葉)からできているのです。
蒟蒻芋ここほれワンワン?
つまり、この葉の下を掘れば「蒟蒻芋」があるって事ですよね?こんにゃくの花は珍しいですが、こんにゃくの葉はあちこちに出てました。
しかし、こんにゃく作りに全く興味がないので収穫する気はありません。地下で年数を経て大きくなった頃、また花が見れるのを楽しみにしておこうと思います😊✨