冬は枯れたツル草を駆除する最適な季節
こんにちは。
ご訪問頂きありがとうございます😄
借りた農地に果樹や植物を植えて週末だけの農的生活を楽しんでいるM(エム)です。
今週末は農地のすみっこ整理をしました。
ツル植物が枯れて勢いを失っている冬がねらい目
週末だけの農作業も3年目の冬です。
害獣、鳥獣ウェルカムな山ふもとの農地では野菜作りは困難だし冬場の果樹は特に世話することがないので、農地へ行っても食べられそうな雑草を探してウロウロするだけの私です。
先週末は夫が梅の木の剪定に精を出しているので、私は梅の木の周りの手付かずの荒れた部分をきれいにすることにしました。
クズとイバラとイタドリが伸び放題
梅の木の傍には放置されツル植物に覆われたしきみの木があります。夏場はうっそうとして近寄れない状態なので冬の間にきれいに取り除くことにします♪
作業前と作業後
〈梅の木の下から撮ってみました〉
普段は成長した草木で存在が分からなかった山の上の小屋(右上)が見えたりして、冬は草木が枯れるだけでこんなに光景が変わるんだと感動✨
2時間程度かけて覆っていたツル植物を取り除きました。シキミは横並びに何本かあり、柿の木も現れましたよ♪
ツル植物の正体と影響
柿やシキミの木に覆いかぶさっていたツル植物の正体はクズとイバラです。そこに大きくなったイタドリの枯れたものが絡み合っているので簡単には取れません💦
枯れたクズをまとめて一気に剥ぎ取っていると、クズに混じったイバラのトゲが手袋に突き刺さって痛いんです💦買ったばかりの耐切創手袋ですがトゲのような針の攻撃には弱いみたいです。
柿の木からツルを取り除いていて気付いたのですが、柿の枝はクズのツルにすっぽり覆われたカゴのような空間で、Uターンをするように曲がって内側へ成長していました😱
クズは秋冬は葉は枯れますが根にデンプンをため込む性質を持っていて冬場に葉が枯れても越冬することができるようで、何年も野放しだった農地のクズは越冬を続けながら太く硬く重なり合って柿の枝の成長を妨害していたのでしょう。
夏のクズにはさまざまな昆虫(特にカメムシが嫌!)がつくので私が個人的に近寄りたくない草のひとつです。幸い枯れている間は虫がついていないので今のうちに駆除してしまいます💪
竹のようなイタドリに驚く!
ツルと絡み合っている黒い木のようなものは、見た目と違って剪定バサミで簡単に切れるので不思議に思って切り口を見ると中は空洞でした。
この空洞には心当たりがあります!竹のように中空で節があるのはイタドリです。しかしイタドリが竹のような姿になるまで成長して、枯れたら黒くなるとは知りませんでした。
イタドリは非常に繁殖力旺盛で、定着すると他の草木を締めだしてしまうほどで「世界の侵略的外来種ワースト100」にも指定されているそうです。来年はアスパラガスのような形をした若い茎のうちに除草しておきます。
冬には冬のやることがある
冬は他の季節と違ってなかなか農地へ行くのが気が進まない時期だと思います。私たちの農地は柚子とアボカド以外の果樹はすっかり落葉して動きはないし、食べられそうな雑草も生えないので、冬はやることを探すのが目的みたいになってます(笑)
冬にはやることが無いと決めつけず毎週通ってみると、冬には冬のするべきことが見つかるもんですね😊今回のツル植物の排除と剪定により来年はのびのびと伸びた枝にたくさん柿が実れば嬉しいです✨
初心者なりに冬に出来る事を頑張ります!😄